月別アーカイブ: 2017年11月

iPhone Xに機種変更しました

9月22日のiPhone 8発売から遅れること1ヶ月ちょっと。11月3日にiPhoneの10周年記念モデル「iPhone X(テン)」が発売になりました。

ただ、品薄で発売日当日に手に入れられたのはわずかな人だけで、3〜4週間待ちとなっていました。

昨日、ようやく僕の元にも届きましたので今までのiPhone 6S Plusから機種変更をしました。

大きさの比較ですが、iPhone XはiPhone 6sよりも1回りくらい小さいでしょうか。でも画面サイズはほぼ同じです。

なんといっても大きな特徴は画面下部にあった「ホームボタン」がなくなっていることです。これは何を意味するかというと、「これまでのiPhoneとは別物だよ」ということです。

iPhoneは発売以来10年間、ずっとこの「ホームボタン」が様々な操作に関わってきました。正直、長方形の下に丸を描けばiPhoneに見えてしまうくらいもう「象徴」とも言えるものだったのです。

ホームボタンがなくなったということは使い方も異なるということです。昔ガラケーの時代はメーカーが変わったり同じメーカーでも新機種になっただけで使い方が変わってしまい、機械が苦手な人には「またわからなくなった。。。」と感じ、僕なんかは新しい機種になったぞ!という実感がしたものでした。

ですが、iPhoneにしてからは新機種になってもほぼ使い方は変わらず、しかも画面や設定までほとんど引き継いでくれるため以前の機種と違和感なく使えるという利点がある一方で、「本当に新機種になったんだっけ?」と思ってしまうほど代わり映えのしない感覚になっていたのも事実です。

iPhone Xは同じiPhoneという名前ですが、今までと同じように使えると思ったら大間違いです。まったく新しい「iPhone」になっています。

もちろん今までとの共通点もたくさんあります。

機種変更はApple Watchのペアリングと同じように、新機種のカメラを旧機種の画面に現れるモヤモヤにかざすだけでApple IDなどの設定の引き継ぎができてしまいます。これはiOS 11からの新機能ですが、とっても楽チンです。

アプリなどもそのまま引き継げますので、アプリの操作は今までと変わりません。ではどこが変わったのかというと、「いつも使う操作が変わった」ということです。これは操作をする上で大きな違いです。

「Touch ID」から「Face ID」へ

iPhoheは5sから「Touch ID(タッチID・指紋認証)」を採用してきました。ホームボタンに指定した指を触れるだけでロックが解除され、iPhoneを使用できるようになります。

ところがiPhone Xにはホームボタンがありません。そこで採用されたのが「Face ID(フェイスID・顔認証)」です。ロックを解除するにはiPhoneを覗き込みます。鍵マークが解除されれば下から上にスワイプ(画面をなぞること)してホーム画面になります。

あらかじめ顔を覚えさせておきます。眼鏡をかけてやりましたが、眼鏡を取ってもロック解除できました。マスク姿ではダメでした。

また、Touch IDの時はホームボタンを触って押し込めばすぐにホーム画面が表示されたましたが、Face IDはロック解除後に下から上にスワイプする必要があるのが少し面倒です。この辺はTouch IDも以前は解除してから左から右にスワイプして解除だったのでそのうち解消されるかもしれません。

ホームに戻る時は下から上へスワイプ

ホームボタンがなくなりましたので、ホーム画面に戻る時は下にある横線から上へ向かってスワイプします。

コントロールセンターは右上から下へスワイプ

ちょっとした設定やアクセサリを登録できる「コントロールセンター」は今まで下から上へスワイプすると表示されましたが、右上のアンテナマークのあたりから下へスワイプすると表示されるようになりました。

アプリの切り替えは下から上へスワイプして一時停止

今まではホームボタンをダブルクリックでアプリの切り替えができましたが、ホームボタンがないため白い横線で下から上へスワイプしつつ途中で止めると後ろで動いているアプリを表示できるようになりました。これはなかなか慣れるまでが・・・。
ちなみにアプリを終了するときは、以前は下から上へスワイプして消すことができましたが、Xでは一度消したいアプリの画面を長押しして「-」マークが表示されないと消せません。これも少し面倒かな。。。

スクリーンショットは「ボリュームを上げる」+「スリープ」

スクリーンショット(スクショ)は画面を写真に撮ってしまう便利な機能ですが、今まではスリープボタンとホームボタンの同時押しで「カシャッ」と撮れました。iPhone Xではこれがボリュームを上げるボタンとスリープボタンの同時押しになりました。

完全に電源を切るには「ボリュームを下げる」+「スリープ」

完全に電源を切るには今まではスリープボタンを長押しでよかったのですが、iPhone Xではスリープボタンを長押しすると「Siri(しり)」が起動してしまいます。電源を切るにはボリュームを下げるボタンとスリープボタンの同時押しで「スライドで電源オフ」をスライドします。

以上のように、日常でよく使う部分で大きな違いがあるので最初はかなりとまどうかと思います。

もちろんFace IDはすごい技術ですし、有機ELの全面ディスプレイは黒がしまってとても綺麗です。

iPhone Xは今までのものとは違った新しいものと考え、これからいろいろ便利になっていくことを期待したいです。

機種変更に悩んでいる方は是非参考にしてベストなものを選んでくださいね。

機種変更のデータ移行や新機種の使い方についてはエムネットまでご相談ください。

初のSoftBank系格安SIMへ

妻のiPhone 6が契約更新月になったため、SoftBankから格安SIMに乗り換えることにしました。

iPhone 6はSIMロックという、購入したキャリア以外では使えない仕様になっており、現在主流となっているdocomo系やau系の格安SIMでは使用できません。

当初僕のiPhone 6sを譲る予定でしたが、面倒なのでそのまま使いたいとのことだったので、今回は9月にサービス開始した初のSoftBank系音声格安SIM「b-mobile」に乗り換えることにしました。

格安SIMの老舗、日本通信が提供する「b-mobile 990JUST FIT SIM」は月額990円(税抜き)から利用できる音声通話対応格安SIMです。

多くの格安SIMでは毎月(または1日)のデータ量が決まっているのですが、こちらのプランは利用量に応じて毎月料金が変わります。

「b-mobile」のホームページより

通話料金は含まれていないので、30秒20円です。アプリを利用してかけると30秒10円になります。

妻の利用では通話はほとんどせず、家ではWi-Fiでの利用、外出先では動画などもほとんど見ないのですが、Wi-Fiのない実家に帰省した時などに娘がYouTubeを見まくったりすると6GBを超えることもありました。

こちらが先月までの利用料金です。

保険も入っているとはいえ、これが来月から最低で980円、6GB超えても4,000円になりません。これは大きいです。

ちなみに、今回は電話番号を変えずに乗り換える「MNP」なので、転出手数料に3,000円、契約手数料(SIMカード代金)が3,000円かかっています。その辺の細かい料金も確認してトータルで安くならないと乗り換えの意味が薄れますのでご注意下さい。

iPhone 6は3世代前の機種ですが、最新のOSにも対応しまだまだ使える機種です。

また、SoftBank系のiPadもSIMロック解除ができません。SoftBankで契約して機種代金の支払いを終えたiPad Airなどを外でも安く利用したいという方にもb-mobileのサービスはおすすめです。