月別アーカイブ: 2016年6月

タイミング?(今日のコーヒータイムより)

今日の午後の授業で4人のお子さんを育てた生徒さんが言ってたことです。

「娘が保健体育の授業で出産のタイミングも将来設計のひとつとして習うらしく、『子育てするのに一番タイミングの悪いのは3年おきに産むことだ』って習って、『それうちじゃん!』と。恥ずかしかったよ、お母さん!て言われちゃった(笑)」

その方は見事に3年ごとに4人のお子さんを出産され、鹿沼市での第3子手当事業にも1年の差で引っかからず(100万円もらい損ねた?)。最初は必死で気付かなかったけど、長女さんが高校に入ったときに「あれ?これ、3年おきにとんでもない出費が来るの??」と気付かれたそう。さらにひとこと。

「しかもゆとり真っ只中だし(笑)」

まあ、ゆとり世代についてはわかりませんが(^^; 一緒に聞いていた若い生徒さんも3年ずつ年の離れた3人兄弟。

「あ〜、そうですよねぇ。。。うち長男が大学に行ったりしたら・・・。恐ろしい。。。」

確かに毎回入学・卒業が一緒なので大変ですね。。。しかし、保健体育でそんなことも習うんだ〜とちょっと驚きました。

そして話は車検のタイミングの話へ。2台同時だと辛いですよね、というと前述の生徒さん。

「うち、車検も毎年2台です。。。」

なかなか思うようにはいかないとはいえ、タイミングも結構重要ですね(笑)

エムネットでは休憩時間にドリンクをサービスしています。こんな話をしています(笑)

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LINEクリエーターズスタンプ

昨日教室に来られた生徒さん。

前回単科コースでいらっしゃって、今回2回目だったのですが、その内容がオリジナルで作った「LINE」のスタンプを販売したい、というものでした。

前回は手描きのイラストをパソコンに取り込んで、販売できるようにサイズやファイル形式を変更して登録する、という作業でした。無事販売にこぎつけた、ということで、

「で、売上どうでした?」

と聞いたところ、

「はい、月にコーヒー1杯くらいは(笑)」

・・・なるほど。商売は厳しいですね(^^;

そして、今回はスタンプで「アニメーション」のものが一般の人でも販売が可能になったようで(今までは静止画のみ)、そのご相談でした。

ご存知の方も多いかと思いますが、静止画と違い、アニメーションは1枚だけでなくたくさんの絵が必要になります。パソコンでの作業なら多少はコピーでできますが、手描きとなると大変です。とりあえずトレーシングペーパーを使ってみては?とアドバイスをして昨日たくさんのイラストをお持ちになりました。すごい!

Photoshopというアプリとアニメを作成するアプリを使って確認してみると・・・動いた!

結構地味な作業の繰り返しで、完成して動いたのを見たときは2人とも「おおっ!」と言ってしまいました(笑)

僕は絵が下手なので自分の描いた絵が動いて、さらにそれが見ず知らずの人のLINEの会話で使われるのを想像するとすごいなぁと思ってしまいます。

絵心のある方、ひとつチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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LINEクリエーターズマーケット

WWDC2016

日本時間6月14日午前2時頃、アップルの開発者向け会議「WWDC(ワールドワイドデベロッパーカンファレンス)」の基調講演がありました。この会議はこれから1年のアップルの方向性が示されるもので、中でも基調講演は新しい内容が目白押しのプレゼンテーションです。
 
新サービスの登場に立ち会いたく、眠い目をこすりながら同時通訳サービスで基調講演を見ました。
 
新しいサービスがこれからの暮らしまで変えてしまう可能性があると思うとワクワクしてしまいます。スティーブ・ジョブズの頃からアップルのプレゼンは見ているだけで楽しくなります。
 
さて、今回は秋以降にお目にかかれるMacとiPhone、iPad、Apple Watch用のOS(基本ソフト)の話が中心でした。アップルの製品はソフトウェアアップデートで最新のものにできるものが多いので、皆さんがお持ちのものでも最新の機能を利用できるかもしれません。
 
今回特に「便利になりそう!」と思ったのは、iPhoneやiPadでコピーしたものをMacで貼り付けたり、またその逆ができる、というもの。例えばiPhoneにメモしたIDをコピーしてMacのSafariに貼り付け、みたいなことができるんですね。
 
また、日本ではまだですがApple PayというiPhoneやApple Watchでお金を払うサービスなんかも楽しみなサービスです。
 
話題の人工知能も大活躍。写真を整理してくれたり、Siri(シリ)という人工知能が様々なアプリと連携することになりそうです。
 
エムネットでは開校当時からMacの講座も行っています。僕も20歳からのMacユーザーです。
 
Macについても是非お気軽にご相談ください!

プログラミングの学校必修化について

先日のTBSラジオ「荒川強啓デイキャッチ」の中で政府が提案している「プログラミングの学校必修化」について社会学者の宮台真司さんがコメントをされていました。

宮台さんは否定派で、「プログラマーになるのは適性の問題で、全くプログラミングの教育を受けていなくてもできる人はできる。底上げではなく、頂点を引き上げることが必要なので必要はない。」(ばっかじゃねーの?とまで言ってます)ということでした。

確かに政府が目指す第4次産業革命の担い手としてのプログラマーを育てる、という当初の方針に照らし合わせると宮台さんの意見には納得です。実際に全く経験のない人が適性検査でプログラマーに向いているとなった宮台さんの知人がGoogleに採用された、ということです。

と、同時にこうも言っていました。

「Appleの製品のように、何か皆が幸せになれるかもしれないと思わせるような製品を作り出す力は数学だけではなく、人間が何に幸せを感じるかという総合的な経験値とセンスを含めた才能が必要だ」

これについては、日本におけるScratchの伝導師でもある阿部和弘先生も「小学2年生くらいまではパソコンの前ではなく、外で遊んでいろいろなことを経験しておかないとプログラミングをする際にアイディアが出てこない」といった趣旨のことを言っています。

でも、これからの未来はコンピュータを無視しては暮らしていけません。少なくともコンピュータとはどのように動いているものなのか、ということを理解していないと気味が悪くてとても付き合っていけません。(人間関係と同じですね)

これらを理解するのにプログラミング教育は有効です。そしてプログラミングをただ学ぶのではなく、プログラミングを学ぶことを通して学ぶ楽しさ、ものづくりの楽しさ、ワクワクする気持ちと可能性を身につけてもらいたいと思っています。

その中で、アイディアやコミュニケーション、協働といったことを経験し、100人に1人でもiPhoneのようなワクワクするものを作り出す人が出てくるのではないかと思います。

文科省の有識者会議でも方針は「プログラミング的思考」「『主体的・対話的で深い学び』の実現に資するプログラミング教育」といったものになりそうで、単なるプログラマー養成にはならないような感じでホッとしていますが、2020年の必修化に向けてどう形になっていくのか見守りたいと思います。

エムネットでは「ものづくり」「コンピュータの理解」「自学(アクティブラーニング)」をプログラミング「で」楽しみながら学んでもらいたいと考えています。